2017/09/27

その道の先にあるもの

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娘がインドに旅立ちました。

インドに興味を持つところはまさに親父譲りだなあ、と満更でもない気持ちもありますが、なんだかいろいろ些細なことを心配したりしていて、実はちょっと複雑です(笑)。

とはいえ、可愛い子には旅をさせろ、という格言もあります。

今は「いい時間を過ごして元気で帰ってきてね」と願うのみ、と自分に言い聞かせています。

さて、私自身のインド体験は5年前に遡ります。

そこでたくさんのことを経験しましたが、その1つがヨガです。

聖なるガンジス川の畔で、‘肉体’と‘意識’の統合がヨガの本質だと教わりました。
日本にも「心身一如(もしくは身心一如)」という言葉がありますね。
(少し意味は異なりますが、「知行合一」という言葉も、僕は好きです。)

こうした言葉の響きに触れて改めて思うことは、普通の意識レベルでは別々のものとして捉えられる2つのものを1つに統合して捉えることの奥深さです。

現時点の私の意識の発達段階では、別なものは別なものとして位置付けておくことが普通で、それにすっかり慣れてしまっています。

‘肉体’は‘肉体’、‘意識’は‘意識’、です。

しかし、この両者を統合する境地に触れることで、自らの成長の可能性、進化の余地を感じることができます。

ヨガに限らず、日本古来の‘道’(例えば、弓道や茶道など)も、一連の「型」を修得する修行を通じて、2つのものを1つに統合することに取組み、その過程=‘道’でその人間の存在そのものを高め、成長させてくれるものなのかもしれません。

この統合という観点で、今、自分が取り組んでいることや、これからやろうとしていることを改めて俯瞰してみました。

これはまさに、‘働く’と‘幸せ’の統合です。

‘働く’という、命や肉体の使い方と、‘幸せ’という意識や内面の感情。
これら2つを別ものとして取り扱うのではなく、1つとして統合する。

その統合の境地としての仕事そのものや職場、そして経営の在り方、そこにこそ、私たちの成長や進化の余地があるように想うのです。

生活の糧を得る手段としての仕事、という私たちの現実と正対することを忘れてはいけません。その上で、傍(はた)を楽(らく)にする、という意味での‘働く’取り戻す。その先に、私たちの‘幸せ’があるように、私は感じています。

ちょうど、今、働き方改革や生産性革命が声高に叫ばれています。
あなたの職場でも、早帰りが求められているのではないかと思います。

‘働く’時間の短縮は、まず、その望ましい「型」を修得する段階でしょうか。その過程において、‘働く’ことを通じての1人1人の‘幸せ’を実感する‘道’を、それぞれの現場で探求していきましょう。

それにしても、娘は何を求めてインドに旅立ったのでしょうか。私自身、もっと早く家に帰って、彼女の話に耳を傾ける必要がありますね(笑)。

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