2018/02/19

羽生選手とマネジメント

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羽生選手の金メダルは嬉しいニュースでしたよね。

ちょうどその時間に私はセミナーの準備をしていましたが、準備の手を止めて、時間ギリギリまで中継を見ていました。残念ながら羽生選手の演技と点数を見るところで時間切れで、セミナーがスタートしました。

しかし、セミナーが始まってすぐに、奥さんからのLINEをアップルウォッチで受信しました。

「羽生 金、 宇野 銀」

わざわざ教えてくれたのです(笑)

すぐにセミナーの参加者にも共有して、会場全体が拍手で覆われて、会場全体が温かい気分になりました。

今回の羽生選手の金メダルの中でも、特に注目したいところが、羽生選手自身が、演技後に思いっきり喜んでいたところです。

スポーツ選手の多くは、思いっきり喜んだり、悔しがったりしますよね。

実は、仕事の生産性を上げていくためには、思いっきり喜ぶ、悔しいと思う、辛いと感じることも重要なことなのです。

そもそも、仕事は基本終わりがなく、断続的に続いていきます。

期末、月末、プロジェクトの完了というプロセスで、一旦の終わりがあったりしますが、ほとんどの仕事は断続的に、一旦仕事を終えたとしても、新たな仕事が続いていきます。

このように仕事が続いていくということが、生産性を落とす原因の1つになります。

その理由は、

・仕事の新鮮さの減少によるマンネリ感

・完了感、達成感がないことによる一息がつけない疲労

・何のために働いているかの疑問が出てくる→給料をもらうためだけという答えになっ
てしまう。

など、プロ意識が高ければ、高いほど、休んでいる暇はなく、1つ仕事が終わっても、新しい仕事が始まっているという意識で、仕事が永遠と続いている状態になります。

私もCTIジャパンの経営をしているときは、このような状態の時期がありました。

いつ、いかなるときも、状況判断や意思決定ができるように、また経営の仕事以外にも、コーチングコースのリードや、パーソナルコーチングなどもあり、身体を壊すわけにはいかず、常に緊張状態がつづいていました。

しかし、珍しく休みが続いて、その時に、気が緩んで風邪をひいてしまったのです。

そんなときに、当時いきつけの身体のメンテナンスの先生が、風邪も身体にとってはいいこともあるんですよ。

「ずっと緊張していた身体がゆるんで、いい状態になっています。」

と言ってくれました。

仕事でもそうです。ずっと緊張状態が続いていくと、ちょっとずつ生産性がおちていきます。ストレスもたまっていきます。

経営もそうでした。経営指標がいい月があったとしても、また翌月、また翌月と、すぐに意識を切り替えて仕事をしていて、会社全体でも数字による疲労を感じる時がありました。

ちょうど私は風邪を引いたことによって、大事な気づきを得ることができました。

それは、コーチングの中で重要だと考えている、「今を感じる」という概念を、経営の中で忘れていた、ということです。

経営チームの状態は、その会社全体に影響を及ぼしていきます。

このままではいけない、何か変化をする必要がある。しかし、やることを増やしたり、大きくやり方を変える時間も体力もない、、

私は、どうすればいいのかを考えて、「断続的な、次も頑張ろう」ではなく、
完了のプロセスを取り入れて、そのことを味わうということを会社の中で、始めました。

何をしたかというと、期末に、ここまで頑張ってきたことを、しっかりと味わうために、今までやったことないお祝いするということをしました。

具体的には、「どんなお祝いをしたいか」の聞き取りをしました。その結果、銀座の有名なタルト屋さんの、個人ではまず買わないであろう高額の「白イチゴのタルト」を、皆で食べてお祝いをするということになりました。

一見、たいしたことないように思えるかもしれませんが、区切りをしっかりつけること、その感情を感じきることは、何のために働いているかを改めて実感することにもつながります。

また、こうやって区切りをつけることにより、完了感を味わい、新しいスタートが生まれます。そして、新鮮な気持ちで、生産性の向上にもつながっていきます。

仕事が任せられない、相手との関係性をなんとかしたいという方に7つのツールをご紹介します。

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