2018/06/12

1on1が効果的になる最大のポイント

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1on1では、コーチングスキルやフィードバックスキルは重要ですが、こういった1on1のスキルだけでは、1on1はあまり機能しません。

そもそも1on1とは何でしょうか?

1on1は1週間〜1ヶ月ぐらいの頻度で定期的に行われる、一般的には上司と部下の1対1のミーティングです。

通常のミーティングや打ち合わせでは、緊急度の高い問題や業務の進捗について話すことが多いと思いますが、1on1では、部下にとって重要な仕事や、やりがい、育成に主眼を置いて対話をします。

もちろん通常の業務の確認などを1対1で行うこともありますが、本来の意味としては、相手にとって緊急ではなく重要度の高い対話を、継続的に行うことであります。

1on1では、通常の会話ではなく、コーチングスキルや、フィードバックというものが求められますが、1on1が機能するためには、1on1のスキルだけでは足りません。

1on1はあくまでも業務における上司と部下のコミュニケーションの一つです。そのため、上司、部下の日頃のコミュニケーションが機能していない場合は、1on1だけうまくやろうと思っても、なかなか効果がでないのです。

しかし、コミュニケーションが機能していない理由として、

「仕事が忙しくて、コミュニケーションをとる時間がない」

「物理的に会えない」

といった、コミュニケーションが苦手とか、何を話したらいいかわからない と言った声より、環境的に難しいという声が、1on1の研修でよくでてきます。

だから、会社として、強制的に1on1を取るようにしているのかもしれません。

正直に言うと、最初のうちは、私は研修の場で、忙しくてコミュニケーションが取れないという話を聞くと、「言い訳を言っているのかな」と思ったりしていましたが、状況を聴くと、本当に忙しすぎて大変だったり、物理的に難しかったりするのです。逆に、違う意味で心配になったりしていました。

こういった状況下では、1on1をしっかりやったほうが、部下も成長できて、生産性が上がって、結果として上司の仕事が減りますよ。なんて正論は通用しません。

では、私たちが1on1の研修で、こういった状況で、何を言うかというと、

「1on1の研修でここまで学んだことは、日常どうやって活かせそうですか?」

と参加者に聞くのです。

この問いをきっかけに、参加者は私たちの想像を超えたアイデアをどんどん考えて、実際に行動を進めていくのです

その会社で一番必要としている1on1は、私たちが持っているのではなく、その会社で働いている現場の人たちが知っているのです。

このように自分たちで1on1を学びながら、実際の1on1をどうするかを、自ら考えていきながら、継続的に改善していくことが、本当に効果的な1on1をやっていく最良の方法なのです。

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