動画視聴時間:7分26秒
部下を詰めすぎるマネージャー
部下からの資料が詰まっていない、数字の根拠が甘い、思考が本質をついていない、そもそもこの仕事がどんな意味を持っているのかわかっていない。部下のこうした状況に接した時、ついついエキサイトしてしまう場面はありませんか?
最初は丁寧に説明しているつもりが、いつのまにか詰問になっている。部下の方は身をそらしてしまっていますね。挙げ句の果てに最後は侮辱的な言葉を投げかけてしまう始末。
上司がこのような状況だと、ある部下は終わることのない残業に陥り、ある部下はやらされ仕事をこなすだけとなり、ある部下は上司に詰められないことばかりを考え、メンタルの疾患、部下の休職・離職にも繋がるかもしれません。
いずれにしてもチームの生産性は上がってきませんね。
このマネージャーの心のうち
でも、マネージャー本人は悪気があってこのような振る舞いをしているのでしょうか?振り返りのインタビューとして、この人の心のうちを聞いてみました。
すると、正しさを追求したいという願い、間違ってはいけないという責任感、真実を捉える洞察、自分の判断に客観性を持ちたいという思い、そして、正しくチームを導きたいというこのマネージャーが本来持つ「目的」が見えてきました。
このマネージャーの可能性
もしこの人のそのような思いが伸びやかに発揮されれば、このマネージャーは、高い視点から本質をつき、関係者の立場も見通しながら、隙のない戦略を描き、組織を正しい方向に導く。
そんなマネージャーになる可能性を持っているのではないでしょうか。
「ギフト」を活かしたリーダーシップ
人はそれぞれ「ギフト」を持っています(ギフト:反応的な思考・行動パターンの奥に潜むその人が持つ才能や能力)。
その人のギフトが伸びやかに、創造的に発揮されるのか、それとも不器用に発揮されてしまうのかは紙一重。この問題について私たちは「何をするのか」「どのようにするのか」という表面的な問題を超えて、その人の「意識状態」に着目して関わっています。
鍵は「意識」にあり
では、その「意識状態」とは何か?詳細は別の動画でまとめておりますので引き続きお付き合いください。
※ 「意識状態」の動画は現在準備中です。