動画視聴時間:6分19秒
丸くおさめようとしすぎるマネージャー
ちゃんと根回しをして「地ならし」を済ませていたはずの案件が「上司からストップがかかりました」との部下からの報告。
こうした状況、ついつい心のうちがざわざわしてしまうことはありませんか?
そして、なにが食い違っていたのか、上司はどういう視点で反対しているのかを分析するよりも先に物事を丸く収めることを考えてしまう。
動画では「波風立てずに丸くおさめること」を第一に考えてしまっているマネージャーの姿がありますね。
上司がこのような状況だと、空気が緩みチームの規律は保たれませんし、摩擦を避けて低いレベルで満足してしまう部下もいるでしょう。
また、上司のことを頼りないと思う部下は個人プレーに走るかもしれませんし、活躍の場を求めチームを離れていく部下もいると思います。
いずれにしてもチームの生産性は上がってきませんね。
このマネージャーの心のうち
でも、マネージャー本人は悪気があってこのような振る舞いをしているのでしょうか?振り返りのインタビューとして、この人の心のうちを聞いてみました。
すると「人の和」を大切にしたいという想い、その中で、人が育っていってほしいという願い、一人の力ではできなことをチーム一丸となって力を合わせて推進したい、というこのマネージャーが本来持つ「目的」が見えてきました。
このマネージャーの可能性
もしこの人のそのような思いが伸びやかに発揮されれば、このマネージャーは、強固な関係性のもと目標に向けて一丸となり、一人ひとりがやる気に満ちあふれてお互いに助け合えるチーム、また、その中でメンバーの個性と能力が最大限に活かされ「人が育つ」チーム、そんなチームをつくる可能性を持つ人ではないでしょうか。
「ギフト」を活かしたリーダーシップ
人はそれぞれ「ギフト」を持っています(ギフト:反応的な思考・行動パターンの奥に潜むその人が持つ才能や能力)。
その人のギフトが伸びやかに、創造的に発揮されるのか、それとも不器用に発揮されてしまうのかは紙一重。この問題について私たちは「何をするのか」「どのようにするのか」という表面的な問題を超えて、その人の「意識状態」に着目して関わっています。
鍵は「意識」にあり
では、その「意識状態」とは何か?詳細は別の動画でまとめておりますので引き続きお付き合いください。
※ 「意識状態」の動画は現在準備中です。