ミスをする部下への対応
部下がミスをした時に、上司としてどんな対応をしていますか?ミスを責めていいのだろうか?
逆にミスを責めすぎてしまうと、上司と部下の信頼関係が崩れてしまうし、どれぐらいの関わりがいいのかで悩むことがあると思います。
自分の体験談を話す
部下がミスをしたときに、今後ミスをしないように、アドバイスをすることは悪いことではありません。
上司として、部下と同じような経験がある場合は、自分の体験を話すことはよくあることです。
しかし、この体験談だけの関わりは、逆に部下との信頼関係や成長につながらなくなる恐れがあります。
体験談は、もしかすると今の状況や部下には適さない可能性もありえます。
ミスからの学びの確認
仕事をしている以上ミスは必ずあります。
ここで大事なことは同じようなミスをしないこと、そして、このミスを糧に成長していくことです。
そのためには、このミスから部下が何を学んだのか、今後どんな行動をしていくのかを、しっかりと聴くことが重要です。
自分で考えたアイデアや行動計画は、主体的な行動を生み出します。
もちろんアイデアが浮かばないときもあるので、その場合は上司が提案をして、その提案について部下がどう思うかを確認するといいでしょう。
フォロー
部下がミスをしなくなったら、そのことを言葉として伝えてみてください。
「最近は、ミスが減ったな」
のような単純な言葉でも大丈夫です。
このような言葉を伝えられるだけで、部下はミスの改善したことをしっかりと見ている人がいることを自覚できます。
この一言が、上司との信頼関係や部下のやる気に大きく影響していきます。