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指導で泣かせてしまった時の対応
部下や後輩がミスをしたときに、職場で厳しい言葉をかけるときがあります。
しかし、その指導で部下が突然泣き出してしまったら、あなたはどうしますか?
もしかしたら、厳しい言葉をかけたつもりはないのに、部下が泣いてしまったり、思いがけない状況に出くわすこともあります。
部下を泣かせたことにより、周りの目が気になったり、パワハラだと思われるのではないかという気持ちになったりもするでしょう。
泣いてしまったら、泣いてしまったでしょうがないと思うかもしれませんが、少し目に涙を浮かべるぐらいではなく、周りに影響がでるぐらいの大泣きだったら、もう何をしていいかわからなくなることもあります。
泣くのは部下の問題
職場の人間関係で一番問題が出る対応は、
「自分は悪くない、勝手に相手が泣いてしまった」
「自分のことは自分で責任をとってください。」
と言って、その場から立ち去る対応です。
その後に嫌な雰囲気が残ることは間違いありませんし、同じ職場であるならば、お互い仕事がやりにくくなります。
また、泣くのは部下の問題、プロ意識が足りないという姿勢で部下に接する対応もありますが、感情的になっているときに、厳しい姿勢だけで対応することもおすすめできません。
感情を受け止める
相手の感情が高ぶって涙を流してしまったら、その状態を受け止める対応をしてみてください。
相手も感情を受け止めてもらうことにより、感情が落ち着きやすくなります。
また、感情が落ち着く前に、前にすすめる会話をしてもいい状態にはならないでしょう。
何が問題だったのか、責任は誰なのか、次にどうすればいいのか、など過去の問題や未来の行動の話をする前に、今の現状を受け止める対応をおすすめします。
撮影協力株式会社Speee