会議で意見が出てこない理由
会議で意見がでてこないときがあります。
それは本当に意見や考えが思いつかないケースもありますが、実は会議の進行を担当する上司の口ぐせが原因である場合があります。
問題の口ぐせ
それは、
「でも」
「しかし」
「いやっ」
などの逆説語です。
自分の考えとは違う意見が出てきたり、あまりいい意見だと思わなかったりするときに、その問題の口ぐせが出てきます。
部下が自分の意見を表明した時に、逆説語を上司や先輩から言われると、意見が出にくくなります。
肯定的な口ぐせ
逆に
「いいね」
「いいですね」
「そうですね」
などの肯定的な言葉は、
相手の考え方を肯定する口ぐせです。
部下が自分の意見を表明したときに、肯定的な言葉を上司や先輩から言われると、
自分の意見が認められた、ちゃんと聴いてくれているという気持ちが生まれ、意見が出やすくなります。
使い方の注意点
相手の意見のすべてを肯定する必要はありません。
一部でもいい点があったら、その点を肯定しましょう。
まったくいいと思えない意見の場合は、ぜひ意見を出してくれたことに対して「いいね」と言ってみましょう。
例 「斬新なアイデアを出したところがいいね、考えが広がったよ」
最後に、会議で意見が出てこないときは、まずは自分の口ぐせに注意を払ってみましょう。